・その他の吉田のページ

問題もあるし


アーロンチェアって、


・カッコよろしくて、優越感に浸れて
・座る人の体に合わせていろんな所が調整できて
・各部の作りがしっかりしていて
・おまけに、メーカー保証12年!


なんていうスゴイ椅子なんですが、問題もあるんです。

1.かなり高価
まぁこれだけの機能と品質なら仕方ないとは思いますが。

2.すごく重い(約20kg)
腰を痛めない様に買ったのに、うっかり持ち上げようとすると、腰を痛める可能性大です。注意しましょう。

3.椅子の回転が軽すぎる
座面の回転がすごく軽いので不用意に立ち上がると、その重さとあいまって、背もたれが勢いよく机に激突することになります。なにぶん高価なので、傷が付くと悲しいです。

4.いろいろ複雑に出来ているのでホコリがたまる
フレームや、出っ張っているノブにホコリが溜まりやすいです。また、メッシュを通して座面下のメカ部分にも溜まりやすいので、ちょっとだけ掃除が面倒です。

5.座面・背もたれがメッシュなので冬場は寒い
部屋の暖房があれば問題なさそうですが、案外寒く感じます。そのかわり夏場は蒸れなくてよろしいです。

などが挙げられますが、
アーロンチェアのいいところと比べれば取るに足らないような問題点ではあります。それじゃ書くなよ!って突っ込まれそうですが(^^;)。

で、実は次が本当の問題点。

6.初期状態の座面の傾きが調節できない
他の椅子にも大概ついていない機構なので、僕特有の問題かも知れませんが、座面と背もたれが初期状態で後ろに少し倒れ過ぎている様に感じるんです。長時間座っていると微妙に腰が疲れてきます。
せっかくのアーロンチェアなのに、微妙とは言え腰が疲れてしまうのは問題ですよね。



もう少しだけ全体が起きてくれるとすごく良さそうなんですが、かといってアーロンチェアのウリの1つ「前傾チルト」では、ちょっと起きすぎなんですよね、これが。
世の中うまく行かないものです(笑)。

それにしても、これだけいろんな所が調整できるアーロンチェアなんですから、これぐらい調整出来ても良さそうなものですが、残念ながら出来ません。

でも、調整箇所の数だけ座面下のメカ部分にその機構があるわけですから、どこかを削るとか、何かを噛ませるとかして、座面をちょうど良い角度に出来そうですよね。

......で結局、

メカ部分に調整可能な箇所がありまして無事「座面の初期角度」を調整することが出来ました。その調整自体はすごく簡単なんですが、そこにたどり着くための行程でちょっとというかかなり大変な所がありました。

もしかして、

・僕と同じ状況で困っている

・分解はしたくないけど、中身はちょっと見てみたい


なんて方も居られるかも知れませんので、次ページより内部構造と、合わせて「座面の初期角度の調整方法」をご紹介したいと思います。




前のページへ ページの先頭へ 次のページ