座面を外す
それでは分解です。
分解と言っても、座面の取り外しとメカ部のプラスティックのカバー(以下シェルと表記します)を開けるだけなんですけどね^^;
後程出てきますがリクライニングのスプリングや高さ調整のガススプリングの部分は、専用の治具か何かないとおそらくバラせないでしょうし、少々危険も伴いそうなので、やめました(すみません)。
それでも、主要部分の仕掛けはわかりますので許して下さいね。
で、分解の前に。
もしこのサイトを見て分解に挑戦する方は、注意して下さい。
メーカーの12年保証はおそらく無くなると思います。
ほとんど傷を付けずにバラすことが出来たとしても、プロが見ればわかるはずです。何らかの故障で修理に出した時、保証期間内であっても無効になる可能性が高いです。くれぐれも覚悟の上で、お願いします。
また、このサイトの説明に起因する事故や損害が発生しても、管理人は一切責任を負うことが出来ませんので、ご承知置き下さい。あくまでも自己責任でお願いしますね。
ではまずは、座面の取り外しから。
取り外すネジは4箇所。
最初は座面下両側の2箇所。
使用工具は対辺6mmの六角レンチです。
アーロンチェアに使用されているネジは、ピッチからすると、どうやらインチサイズの様なんですが、6mmのレンチで間に合います。
これはなんの問題もなく外れます。
つづいて、座面両サイドのネジ。これも6mmのレンチ。
こちらもタダのネジなんですが、
このように球面受けになっているプラスティック製のハウジングが付いています。このネジとハウジングは外す事が出来ません。
また、ハウジングは後ろ側のツメでフレームに固定されていますが、座面が付いた状態ではツメにさわることが出来ません。
ですが、ゆっくりとネジを緩めて行けば、あるところでボコッっとハウジングごと抜けてきます。
その際少々ツメが痛みますが、特に支障はなさそうです。両側のネジを少しずつ交互に緩めていくのがいいかもしれません。
これは、外れた座面とネジ4個です。
座面を外すとちょっと可哀想な形になりますね^^;
こちらは、ちょっと拡大したところ。
こちらは、座面取付部の拡大です。
レバーの取付部の構造がわかると思います。
以上、座面の取り外しでした。