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リクライニング


どこまでリクライニングさせるかを規定する、リクライニング範囲調整機構部です。
リクライニング部の構成


上の画像は、アーロンチェアの左側を見たところです。画像中の「リクライニングアーム」と書かれたアームとフレームは一体になって動きます。

その下に、オウム貝みたいな形の黒い部品がありますがこれが「ストッパー」です。

これは、少し力をかけてリクライニングさせたところです。
少しリクライニングしたところ
フレームとリクライニングアームが一緒に傾斜しているのがわかると思います。ストッパーは平らな面が上に来ています。

このリクライニングアームが、ストッパーに当たるまでリクライニングができるわけですが、この場合は一番深くというか一番寝るところまでリクライニング出来る状態です。

この時のレバーの状態です。
リクライニングのレバー
手前のリクライニング範囲調整レバーが一番下まで下がっています。この状態から、レバーを引き上げていくと段階的にリクライニングが倒れない状態に設定されるようになっています。



すこしレバーを引き上げました。
レバーを引き上げたところ
リクライニングアームとストッパーまでの距離が少なくなりましたね。

さらにレバーを引き上げて、一番倒れない設定の状態です。
一番リクライニングしない状態
リクライニングアームとストッパーの隙間が無く、ほとんど倒れない設定です。

と、いう具合にリクライニングの範囲は設定されます。
この構造を見るとわかると思いますが、アーロンチェアに座ってリクライニングした状態だと、リクライニングアームはストッパーに当たっていますので、調整のレバーを動かしてもストッパーは回転しません

リクライニングするのをやめて、リクライニングアームがストッパーから離れてはじめてストッパーが回転します。

最初、このリクライニング範囲の設定の仕方は少し、わかりにくいのですが、仕掛けを見てみれば簡単に理解出来ますね。




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