アーロンチェアってこんなのです
アーロンチェアの詳細は、メーカーのページを見ていただくのが一番ですが、
その後の説明の都合もありますので一応、どんな機能があるのか説明しますね。
ちなみに、僕のアーロンチェアは、「ポスチャーフィット付きフル装備のBサイズ」です。
まずは右前から。
右側には、高さ調整用のレバーと、リクライニングの硬さを調整するノブがあります。
高さの調整はガススプリングです。座らずにレバーを上げれば座面が最大まで上がります。
座った状態でレバーを引くと下がります。このあたりは、普通のオフィスチェアと違いはありません。
リクライニングの硬さ調整は正直なところちょっと大変です。一番弱い状態から強い状態へはなんと50回以上も回さなければなりません。
それだけ微妙な調整が出来ると言えばそうなんですが、実際そこまでの調整の必要があるかどうかは疑問ですね。第一、回すの大変すぎ(笑)。
それから、肘掛けは上下と左右に動きます。
つぎは、左前。
リクライニング範囲調整レバーと前傾チルト切り替えのレバーがあります。
これらは、アーロンチェア特有のもので、低価格なオフィスチェアにはほとんど装備されていないと思います。アーロンチェアの廉価モデルにもこの前傾チルト機構はありません。
リクライニング範囲調整は、リクライニングさせた時にどこまで倒れるかを規定するもので、レバーの位置によって6段階(ぐらい)の位置に調整することが出来ます。
前傾チルトは標準の状態から、座面・背もたれをわずかに前傾する状態まで起こす機能です。
メーカーの説明では、「集中して作業したいときに」って書いてありますけど、じゃあ普段は集中出来ないのか?ってツッコミは無しです(笑)
左後ろは....
特に無しです(すみません)。
今度は右後ろ。
ここにはポスチャーフィットのノブがあります。
ポスチャーフィットは、骨盤と腰椎を、より自然な形状に保つための装備です。
このノブを回すことで腰に当たる部分が出入りして、座る人の骨盤の形状に合わせることが出来ます。
このようにアーロンチェアにはいろいろ調整箇所があり、座る人に最適な形状にすることが出来るわけです。
しかもこのアーロンチェア、ガススプリングの部分を除いて、なんと12年間のメーカー保証が付いているんですね(新品で正規代理店で買った場合だけですけどね)。ハーマンミラー社は、このアーロンチェアによっぽど自信があるんでしょうね。
なにぶん高価ですからね、そう簡単に壊れてもらっては困るわけですが、実際のところ作りはすごく堅牢です(その分すごく重いですが)。
と言う具合にこのアーロンチェア、とても良い椅子なんですが、それでもいくつか問題もあります